2006年12月19日


片山 憲太郎 / 集英社
Amazonランキング:62361位
Amazonおすすめ度:
黒猫のおすすめ度:
ううん…
微妙
この本の中身もそうだが・・・

黒猫の一言:

片山憲太郎の電波的な彼女シリーズの外伝とも言うべき作品
例によって、後輩からお借りして読みました。

今回の作品は、電波的な彼女の主人公 柔沢ジュウの最強の母親
柔沢紅香の過去を知るための作品でもあります。

時代設定は、電波的な彼女の数年前になるのでしょうか?
衝撃的な出会いにより、柔沢紅香の弟子になった
高校生の紅真九朗が主人公。

彼は、揉め事処理屋を営む高校生1年生。
そこに紅香よりとある少女を守るという仕事を任される。

その少女は、九鳳院紫。
彼女は、表御三家と呼ばれる世界屈指の大財閥の御令嬢。
詳しい事情もわからぬままに主人公は、
我侭に振り回されながらも紫との共同生活をしていく。

彼女との騒がしい生活に真九郎が慣れ始めたとき、
紫の兄だという男が現れる。

財閥の娘であるが故の宿命。

世間から包み隠された楽園。

そして紫の本当の願い。。。

それらを知った真九朗がとった行動とは・・・

今回も片山憲太郎の世界観たっぷりな作品。

現代社会の歪んだ情勢も取り込みながら
現実を一歩跳躍した世界で繰り広げられるストーリー

今回の作品については、少しファンタジー性が強いかなとも思いましたが
話としてはなかなか読ませる。

問題点は、あきらかに趣味に偏りが強いこと。
主人公は高校生、ヒロイン?役は小学生・・・
この辺の設定が賛否両論ではないかとおもう。

だが各キャストからの視点、価値観、心理状態を
もとにした展開の描写には一見の価値あり

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