日本一メルセデス・ベンツを売る男―ザ・トップセールス 吉田満の販売術
Amazonおすすめ度:

黒猫のおすすめ度:

商品を通して自分という存在を売る営業スタイル
マニュアルがない世界。
知っておいて損はない黒猫の一言:
年間160台!
累計2000台以上!
2日に1台メルセデスを売る男がいた。
ノーネクタイ、顔はひげ面。
しかし、セールスは超一流。
顧客の心を虜にする秘密とは。
その破天荒なライフスタイル。
こんな表書きに、ハートをつかまれ
手にとった一冊です。
1台1000万以上もする高級車の象徴メルセデス・ベンツ。
それを毎日のように売る営業マン
彼は、正規輸入販売元のヤナセの社員ではないのです。
肩書きは一車屋の販売課長。
しかしながら、その販売姿勢は、以外、異例と呼べるほどの
お客様本位な姿勢。
といっても、古臭いお客様は神様です。などといったような
さしも、下手下手にへりくだる様なスタンスとはまったく違う
お客様と同じ視点で物事を見た
本当のお客様本位の販売セールス。
有名ディラーの営業マンをはるかにしのぎ
ただの車の販売というカテゴリーから脱した
‘車屋’としてのスタイルが書かれていました。
始めは、営業販売のレクチャリングの本だと思って
読みましたが
それ以上に、この吉田満氏自身に興味持ちました。
私も、顧客を抱える仕事に長年、従事しており
今でこそ、営業といった業務も出来なければならない立場になっています。
吉田氏のスタイルは
私の理想とする物品の販売スタンスにとても近いものでした。
私の嫌うプライドの無い販売姿勢は、なにをおいてもお客様主義!!
「お客様が右と言ったら右」
「お客様が言うことは、なにをおいても正」
未だに、こんなスタイルをしている飲食店や販売店の多いなか
まさに手本のひとつとなる様な商売人の心意気を思わせる一作でした。
私は、物を売る側、買う側との間には、互いにある種のマナーが必要だと
考えています。
第一に、売る側になにもプライドが無いような姿勢のところでは
買い物をしたくないというのが、心情でもあります。
それは、お客の言う事になんでもかんでもYESで答えるような
プライドも無いようなところの商品は信用ができないからです。
ここでいう信用とは、その販売店、販売員に対する安心であり
その店や人が自信を持って販売していることへの敬意でもあります。
お客の言いなりになってくれる優越感ではありません。
たしかに自分の要望をすべて受け入れてくれるような
取引、商売はいいのかもしれません。
買う側も一時の優越感に浸れて、そのときは気分がいいでしょう。
しかし、逆を返せばそれ以上のサプライズの無いもので
次回リピートするときに、ある種見下しの様な感情をいだいてしまいます。
そしてそれは、お客にとってもたくさんのお金を使おうとは
思わない場所になってしまうのでは?とおもいます。
お客様のご要望というのは、いつの時代も様々です。
ですが、それを露骨に鵜呑みのしているYESマンの様な
販売スタンスがいいとは思いません。
お客様のご意見、ご要望というのは、正であり、誤でもあるのです。
それを見極めた上で、両者が正となるようなご提案をし
満足のいく取引が出来て、初めて納得がいくのではないでしょうか?
私は、今はただ安く、買えればいいという時代ではないと思います。
より良い物にお金を使い、そして安心を買えてこそいい買い物だと考えます。
「安物買いの銭失い」
そこには、本当の満足はありえません。
すいません、なんだか本題とずれてしまいましたが
商売とは、物とお金の行き交いだけでなく
人と人との信頼と安心があってこそ
互いに敬意があってこそ いい取引なんだなと
改めて思わせる一冊でした。






























コメントする
(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)