2006年11月13日

電波的な彼女 ~幸福ゲーム~


片山 憲太郎, 山本 ヤマト / 集英社
Amazonランキング:24879位
Amazonおすすめ度:
光たん可愛い(*'д`*)ハァハァ
幸福とはなにか?

黒猫の一言:

電波的な彼女
電波的な彼女―愚か者の選択
に続き、このシリーズ3作目に当たる作品。

いつの間にかはまってしまっている電波な黒猫です。

今回は、主人公ジュウの学校を含め近隣の中高生の間で広がっている
陰湿なイタズラ、いじめが多発しているという事件の話。

はじめは無関心であったジュウだが、自分自身を含め親しい人間達が
被害にあっていくなかで、ついに解決にむけて犯人探しをはじめてしまう。

最後にわかる犯人の首謀者は意外な人物!!
彼らは世の中にある幸福とは、絶対量が決まっているもので
幸せな奴を不幸にすれば、その人が持っていた幸福値は自分の物となり
自分が幸せになっていくという思想をもった集団であった。 。。

今回の作品もどんどんと読ませてくれる感じでした。
ライトノベルズとしては?といった意見もあるようですが
私はこの手の本を他に知らないので、別に面白いからいいじゃんっと
思います。

今回も数回のどんでん返しがあり、ハッピーエンドになるかと思いきや、
最後の最後でもう一発といった意外性に富んだ作品でした。

現在いじめに関して、ニュースで騒がれていますが
いじめをする人間側の心理を、客観的、電波的に捉え
説明しているあたりも、偏ってはいるがある種ひとつの考え方として
共感できる部分もあり、ある意味では旬な内容の作品なのでは?とも
感じられました。

しかしながらこのシリーズ作品は、奇妙な世界観に引きずり込まれる感が強く
そこがこの作者の一線を脱した技量なのかなとおもわせます。

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